知識は武器に、感情はエネルギーに。それが活躍している人材の共通点
企業が求める人材像を表現する場合、「向上心のある人」「元気な人」「社交性のある人」など、様々な言葉で表すことが多いが、もっと具体的に言えば「会社のために高い業績をあげられる人」こそが最も求めている人材なのだそうだ。
「一口に『会社のために高い業績をあげられる人材』といっても様々なタイプがあり、一概に『こういう人だ』と決めつけることはできません。しかし、そういった人たちの共通点なら挙げることはできます。それは、自分の知識を武器に、感情をエネルギーにできていることです。ここで言う知識とはビジネススキル、感情とはヒューマンスキルを意味しており、当社においても採用の際は、この2つの視点から応募者を判断しています」。
「感情をエネルギーにする」とは、自分の感情を理解・調整し、利用して行動すること。知識と違って勉強だけでは身に付かないスキルなだけに、企業によってはビジネススキルより重要視される場合もあると大弥さんは語る。
実際、同社においても、採用するにあたって応募者の学部学科は一切こだわっていない。というのも、感情力は学部や学科に依存するものではなく、これまで培ってきた人生経験に深く関係している能力だからである。また、感情力のある人材は放っておいても自分で勉強してスキルアップしていくので、たとえ未経験からのスタートであってもすぐに最初のマイナス分を取り返してしまうという。
「感情力をもう少し詳しく言うと、コミュニケーション能力、集中力、計画力、表現力、そして自己啓発力と5つに分けることができます。それぞれ企業にとっては欲して止まない資質ですが、なかなか表現するのが難しい能力なだけに、面接時の受け答えなどでそれらを連想させるキーワードを上手に交えながら自分をアピールすべきでしょう」。




