柔軟な発想を持った人材を採用し、組織の活性化を目指す
北陸電力株式会社では、コストダウンや省エネルギーなど顧客の要望に応じた的確な提案を行う「技術営業」の中途採用を昨年から開始した。背景にあるのは、平成12年から始まった電力の小売自由化。大・中規模の商業施設や工場、ホテルなどが電気の購入先を選べるようになり、電力業界では競争が激化、その中で勝ち抜くために、同社では販売力の強化と組織の活性化が課題になっているという。そのため、技術営業スタッフには電気に関する専門的な知識とこれまでの北陸電力にはない柔軟な発想を求めているそうだ。
「面接では、とにかくいろんな話をするようにしています。その中で、これまで問題が発生した時にどのように対応してきたかということを聞き、問題を解決するために自らアイデアを出し、行動できる人材か否かを判断していますね」と同社で人事を担当する藤田さんは語る。
他にも、組織を活性化させるためには、熱意も必要不可欠な資質となるため、採用の現場ではこの点も重視しているという。ただし、単に頑張りますと言えば熱意が伝わるというわけではない。「当社の仕事内容を理解し、その中で自分の持っているスキルがどのように活かせるかということをきちんとアピールされると、『これまで培ってきたスキルを活かしてさらに活躍したい』という強い気持ちを感じ、熱意が伝わりますね」。また、仕事をする上で、相手に自分の考えていることをきちんと伝える能力は最低限必要だと考えているため、どんなに高いスキルがあってもそれを面接で伝えられない人は、採用されるのは難しいという。
電力の小売自由化に伴い、これまで以上に質の高いサービスが求められる同社だからこそ、組織を活性化する新しい発想とチャレンジ精神を持った人材が求められると言えよう。




