採用のホントのトコロ 人事の本音、教えます

株式会社 浅田屋
総務部 部長
上浦 達之

顧客に喜んでもらうため、自ら行動できる人材が活躍できる

創業365年の歴史を誇り、浅田屋、金沢国際ホテルなど石川県で8つのホテル・店舗を展開する株式会社浅田屋。同社では、顧客に喜んでもらうために自ら行動できる人材を求めているそうだ。
「当社は、単なるサービス業ではなく、『お客様に喜びを与えるおもてなし』を提供するホスピタリティ産業を目指しています。ですから、採用においても相手を思いやる気持ちがあり、そのために行動できるか否かということを重視していますね」と話すのは、株式会社浅田屋で人事を担当する上浦さん。
「面接で、志望動機を尋ねると、『接客が好きです』と答える人が多くいますが、そうではなく『こんなおもてなしがしたい』と答える人を評価します。このような方であれば、どうすればお客様に喜んでもらえるかを常に考え、言われる前にお客様の気持ちを察してサービスを提供することができると考えるからです」。
ホテル、料亭、イタリアンレストランなど様々なジャンルの店を展開し、幅広い年代の人が来店する同社では、顧客の視点に立って、臨機応変にサービスを提供することが求められるそうだ。
「基本的なことですが、笑顔やあいさつができない人、正しい日本語が使えない人は第一印象が悪く、どんな素晴らしいおもてなしをしても相手に受け入れてもらえないので、面接ではこの点も注目して見ています。また、当社は食に携わる企業なので、清潔感のない人は採用されるのは難しいでしょう。面接では、ひそかに指先をチェックしています。爪が伸びていたり、汚れている人は、当社には向いていないと判断します」。
来店した人に喜びを与えるおもてなしを追求している同社だからこそ、相手への思いやりや笑顔、清潔感といった人としての基本的な素質が、何よりの評価対象となっているようだ。


株式会社 浅田屋
慶応3年の旅人宿「諸国御宿浅田」からスタートし、創業365年の歴史と伝統を誇る老舗。ホテルやレストランなど様々な事業を通して、「おもてなしの心」を追求。現在、浅田屋をはじめ、N-36.5、六角堂、加賀石亭、蛍屋、松魚亭、カプリチョーザ、金沢国際ホテルを運営しており、金沢らしいおもてなしを提供している。

■設立/1867年 ■売上高/50億円(2005年4月期)
■従業員数/340人(2005年4月現在) ■URL/http://www.asadaya.co.jp
■住所/石川県金沢市大額町ル8番地
■連絡先/076-298-1711(担当:上浦)


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