建物の完成を共に喜び合えるお客様という存在を、大切にしていきたい
「JAホーム」のブランドで、富山県内全域において、建築・土木の総合事業を展開するくみあい建設株式会社。同社の住宅部で営業を担当しているのが、福井誠彦さんだ。
石川県の工業大学を卒業後、地元へのUターンが目的で、富山県本社のゼネコンに入社した福井さん。難関といわれる一級建築施工管理技士と二級建築士の資格を取得し、現場監督として全国を飛び回った。「20代の現場監督は、体力があり、小回りも効くので、全国どこの現場でも引っ張りだこです。自分も名古屋へ行き、埼玉へ行き、富山へ戻り、また名古屋へ行き…と、目まぐるしい生活でした。富山に根を下ろすつもりで入社したのに、どういうわけか富山県で仕事をしたのは9年間のうちのわずか2年間。仕事自体は好きでしたが、30歳をすぎ、今度こそは地元で安定した人生を送りたいと転職を決意しました」。
転勤がないことを第一条件に、資格や経験を活かし、現場監督として働ける会社を探し始めた。長年技術畑で腕を奮ってきた福井さんにとって、それはすでに天職になりつつあったのだ。そして出会ったのが、くみあい建設の住宅部。「同社の求人広告を見たときは、これだと思いましたね。無借金経営で安定しているということも、30代半ばの自分にとっては重要なポイントでした」。
ゼネコン時代の高層マンションと、個人住宅の違いに戸惑いながらも、福井さんは重大なことに気がつく。それは「購入者=お客様」の存在だ。高層マンションの施工は、現場に立てた小屋の中で完成を見守る。平均で十数カ月もの間、職人としか顔を合わせることがないが、個人住宅では、その間にお客様との打ち合わせを挟む。お客様が納得できるまで、何度も何度もだ。さらに昨年夏から営業へと異動した福井さんは、これまで以上にその存在を意識するようになったという。「以前から建物が完成することには喜びを感じていましたが、同社に来てからはそこに、『お客様と一緒に』という要素が加わりました。家という一生に一度の特別な買い物だから責任は重大。でも立ち会えるという喜びがやりがいになる。今後は現場監督であっても営業であっても、自分を支持してくれるお客様を増やしていきたいですね」。。


