MY転職Style

34歳、中途入社というハンデをバネに、実力で勝負した

「1日1個売れば良い」。その言葉で、営業職への再チャレンジを決意

 「『1日1個売ってくれれば月給30万円位稼げますよ』と当時の支社長に面接の時に言われたのが入社した決め手でした。今2、900円の中学生向けのテスト問題を売っているのですが、それを1日1個売るのなら自分でもできそうだなと思ったんです。それで、もう一度この会社で営業をやってみようと思いました」と語るのは株式会社Wasseコーポレーションで営業を務める柴原さん。

 同社では10代前半の子どもたちに向け、様々な教育サービスを提供している。柴原さんはその中でも、中学生向けの学力試験の販売をしているのだそう。現在、柴原さんは同社の福井支社ではトップセールスだ。そんな柴原さんだが、転職時には「営業なんて二度としたくない」と思っていたそう。「前職も営業をしていたのですが、そこの会社は雰囲気も悪く、何としてでも売ってこいという感じでした。そのため、売っても嬉しくなかったんです。むしろ嫌で嫌で仕様がなかった。今はお客様に『ありがとう』と言われることも多いですし、良いものを売っているんだという実感があります。きっかけは給与面が大きかったのですが、営業に再チャレンジしてみて本当に良かったと今では思っています」。

入社した時、柴原さんは34歳。当時の同社の平均年齢は、27歳という比較的若い職場で、先輩社員もみんな年下だったそう。「中途採用で、さらに他の社員と年齢の差があるというのは不安でした。しかし、当社では実力次第で勤続年数には関係なく出世ができるというので、若い社員を追い越してやろうと一生懸命努力しました。そうしている内に、入社して一年後にリーダーになることができ、部下を持つことができました。年齢のハンデ、中途採用のハンデはほとんど感じませんでしたね」と柴原さん。

入社して三年半経った現在、柴原さんは主任という役職にある。現在の目標を問うと「やはり昇進が目標でしょうか。出世することで、給料が上がるのはもちろんなのですが、それよりも肩書きがあると同社の別の部署に異動がしやすくなることが魅力です。もうしばらくは営業として働いて、今後は当社で運営しているパソコン教室の講師にもチャレンジしてみたいですね」と語ってくれた。

[取材協力]
株式会社Wasseコーポレーション 福井支社

10代前半の子どもたちを対象として、様々な教育サービスを展開。家庭学習のプランニング、個別サポートはもちろん、教科学習の補完を目的としないインタレスト・クラスや体験学習を行なうのも特長である。

●設立/1996年4月
●TEL/0776-25-9099(代表)
●資本金/1000万円
●従業員数/400名(男270名、女130名)
●本社所在地/福井県福井市中央1-4-1福井駅西口中央ビル5F
●事業内容/ベーススタディ・サポート事業、体験学習プランニング事業、インタレストクラス事業

株式会社Wasseコーポレーション 福井支社
主任

柴原 弘人(37) 寝具販売
営業
学習教材販売
営業

転職アレコレQ&A

Q.転職回数は?
A.2回です。

Q.転職に掛かった費用は?
A.前職は会社の寮に住んでいたので、引越費用が30万円掛かりました。

Q.転職して叶った夢?
A.出勤時間が遅いので、夜にテレビを見れるようになりました。

  Before After
給与 月収/20万円
月収/50万円(固定給20万円+歩合給)
勤務時間 7:00〜17:00 12:00〜21:00
賞与 なし 40万円
柴原さんの転職日記
'04.06- 退社

「月給70万円も夢じゃない」と言われ、それに引かれて入社した会社を2カ月で退社。布団の訪問販売がメイン業務だったが、怪しいものを売っている気がして、売れても喜びは無かったという。退社の意思を伝えたときもあっさりと受理されたそう。

'04.06- 情報収集

インターネットや、求人誌等で仕事を探す。給与が良い会社で、勤務地が福井県内というのが基準だった。「二度と営業はやりたくない」と思っていたので、このときは飲食店やドライバーなどをメインに考えていたのだという。

'04.08 -応募・ 面接

同社の面接を営業職だとは知らずに受ける。当時の支社長と年齢が同じだったということと、笑顔が良いという理由で採用される。営業というのが引っかかったが、安価な物を売ることと、「一日一個売ってくれれば給料は30万円だ」という言葉に引かれて入社を決意。

坂井さんが転職にかかった期間2カ月

| TOP |